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収穫体験

栗拾い・野菜収穫・卵採り・ヤギとのふれあいまで! 子どもにさせたい農園体験が盛りだくさんの【東京地球農園】(東京・あきる野市)

秋といえば、やっぱり栗。ホクホクの栗を拾うのが楽しい季節がやってきました。「栗拾い、どこでできるかな?」と探していたところ、ようやく出会えたのが【東京地球農園】。ここでは栗拾いだけでなく、野菜や卵の収穫、ヤギとのふれあいまで、子どもにさせたい“農園体験”が盛りだくさんでした。さあ、親子で秋を満喫できる1日をご紹介しましょう!


【東京地球農園】ってどんなところ?

【東京地球農園】は、東京都あきる野市にある、自然循環型の農法を活かした体験型農園。

大型レジャープール・サマーランドのほど近く、奥多摩の山並みを望む約3,600坪の広大な農地で、親子で農園体験が楽しめます。

「安全で安心な野菜を、自分たちの手で育てたい」──そんな市民ボランティアの願いから、2000年に誕生した【東京地球農園】。今では、子どもたちに“土から野菜が育つこと”を肌で感じてほしいという想いのもと、収穫体験や動物とのふれあいなど、親子で楽しめる農園体験が季節ごとに用意されています。

東京地球農園 基本DATA 

■所在地:東京都あきる野市引田301-2
 ※日の出農場(東京都西多摩郡日の出町平井1698)もあり
■開園時間:10:00~16:00
■予約:必要 ※予約サイト「じゃらん」より
■料金:入園料 大人(中学生以上)1,500円、子ども(3~12歳)1,000円
 ※収穫した作物は量り売りで購入できます。
■アクセス:
 JR五日市線「武蔵引田駅」から徒歩約6分
■駐車場:あり
■トイレ:あり
■食事:なし
※以上情報は変更になる場合がありますので、お出かけ前に公式HP等で最新の情報をご確認ください。
東京地球農園
東京地球農園は「自分たちの手で、安全・安心野菜を育てようという」をスローガンに資源循環農法で美味しい野菜を作っています。

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まずは本命の「栗拾い」から! 食べごろの栗の意外な見た目とは……⁉

【東京地球農園】には栗畑が3か所あるそうですが、今年はそのうちの1か所がすでに収穫済み。残る2か所のうち、今回はそのひとつへと足を運びました。

栗は刈り取るものではなく、自然に落ちた実を拾うのが基本。熟した栗は自ら木から離れ、地面に落ちた瞬間が食べごろなんですって。え、でもどれが落ちたばかりの栗?って思いますよね。

表面にツヤがあるものが、落ちて間もない、おいしい栗の目印だそうですよ。

ということで、地面に落ちた栗を探してみることに。すると、さっそく息子がひとつ発見! 

イガイガから栗を取り出すには、両端を足でそっと踏んで押さえるのがコツ。そうするとイガがパカッと割れるので、割れ目に火ばさみを入れて、中の栗だけをつかんで取り出します。

栗拾いに出かけるなら、服装は長そで・長ズボン・長靴が理想的。イガや草木、虫から肌を守ってくれます。軍手は子ども用の用意がないため、持参しておくと安心

最初は栗の取り出しに手こずっていた息子も、いくつかこなすうちにコツをつかみ、みるみる上達。気づけば最後には、筆者よりも手際よく栗を取り出していました。

栗といえば、茶色くなったイガが食べごろだと思っていました。けれど実際は緑が残るイガでも、つついた瞬間に落ちてきたり、割れて栗が顔を出していることも。

その中には、ツヤツヤとした茶色い栗がしっかりと詰まっていて……。親子で「えっ、こんなに緑でも食べごろなんだ!?」と驚きました。

「あまり収穫は望めないかもしれません」と農園の方に言われていたものの……

予想以上にたくさん採れて、息子は大満足の笑顔でした。

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野菜も動物もぜんぶ楽しい! 息子のワクワクが止まらない農園時間

栗拾いのあとは、野菜の収穫や動物とのふれあい体験へ。すべて希望制なので、子どもの「やってみたい!」に合わせて自由に体験できるのがうれしいポイントです。

体験自体は無料ですが、収穫した作物を量り売りでするスタイルとなっています。

この日の最初の体験は、農園で暮らしているヤギさんたちへのエサやり

乾燥したトウモロコシを差し出すと、あっという間にペロリとたいらげました。

普段は動物にあまり興味がない息子も、エサやりだけは別。夢中になって楽しんでいました。

参加者が別の体験に移ろうとすると、食いしん坊なヤギたちが「メェー」と鳴いて、「もっとちょうだい!」「私たちのこと、忘れてないよね?」と全身でアピールしてくる姿が可愛らしかったです。

お次はジャガイモ掘り。農園の方がクワで土を起こすと、待ちきれない様子の子どもたちが一斉に駆け寄り、ワッと手を伸ばします。まるでエサをまいたあとの鶏のようにジャガイモを探すその姿が、なんとも微笑ましくて(笑)!

普段は泥んこを嫌がる息子ですが、周りの熱に触発されたようで必至に土に掘り起こし、真剣な顔でジャガイモを見つけていました。

息子が収穫したジャガイモをよく見ると「えっ、芽が出てるのや虫食いのジャガイモも混ざってる…?」と少し不安になったけれど、農園の方が「最後に欲しいものだけ選んで購入すれば大丈夫ですよ」と声をかけてくださって、ホッとひと安心です。

農園ではニワトリや烏骨鶏も飼育されていて、卵採り体験もできます。

鶏小屋には一人しか入れないようで中の様子は確認できないのですが、いちばん乗りで挑戦した息子は、ニワトリの卵をゲット! うれしそうに見せてくれました。並んだ卵の中から、いちばん大きいものをじっくり選んで手に取ったそうです。

実はこのあと、体験者がひととおり終わったあとに、残った卵をすべて回収するという“ミッション”を任され、息子が鶏小屋に入ることに。張り切っていたものの、つついてくる鶏たちが怖かったようで、途中で農園の方にバトンタッチ。ま、確かにつつかれたら怖いですよね~(笑)。でも、これもいい経験!

最後に、秋野菜の収穫体験。ナス、モロヘイヤ、空心菜、カボチャなどを収穫できましたが、我が家はナスだけにターゲットをしぼりました。

畑の中で、ツヤツヤと光るナスを5本発見。息子は目を輝かせながら、ひとつずつていねいに収穫していました。

まとめ

収穫体験は楽しいけれど、何か1つだけだと「もう終わっちゃったの?」と少し物足りなさを感じることもありますよね。その点、【東京地球農園】では、栗拾いのあとも野菜の収穫や動物とのふれあいなど、次々に体験が続いて、親子で大忙し

子どもが飽きるヒマもないほど充実していて、「次は何する?」とワクワクが止まりません。

虫もたくさん採れるようで、虫取り網を持参している子もちらほら。自然の中でのびのび過ごす姿が印象的でした。

もうすぐサツマイモ掘りも始まるそう。希望者は薪割り、火気を使わない着火、焚火体験などもできるのだとか。季節ごとに違った体験ができるのも【東京地球農園】魅力のひとつ。またぜひ、家族で訪れたいです。

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