2025年7月12日(土)・13日(日)、埼玉西武ライオンズの本拠地「ベルーナドーム」で開催された【ライオンズ夏祭り2025】。我が家は2日目、息子のお友だち家族と足を運びました。ステージイベントにグルメ屋台、縁日と盛りだくさんの内容でしたが、なかでも印象的だったのがランタン打ち上げイベント。その詳細をレポートします!
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ライオンズ夏祭りのフィナーレを飾った「ランタン打ち上げ」イベントとは?
【ライオンズ夏祭り2025】両日の締めくくりは、参加者が願いを込めたLEDランタンを、ベルーナドームの夜空へと飛ばすというエンディング企画でした。ランタンは青・赤・オレンジ・ピンク・緑の5色から選択可能。それぞれの色には意味があり、願いに合わせてチョイスするのも楽しみのひとつ(青=仕事運、ライオンズ勝利祈願、赤=健康・安全運、オレンジ=愛情・結婚運、ピンク=友情・良縁・幸福祈願、緑=成功)。ランタンは、1基3,500円で販売されていました。
いざ打ち上げ♪ 宝石みたいなランタンの海に、息子もキラキラまなざし
そもそもランタンとは、願いや祈りを込めて空へ放つもの。それは、まるで星に願いを託す小さな儀式。そんな意味が宿っていたとは、恥ずかしながら今回のイベントで初めて知りました。
ランタンの4面それぞれに願い事を書けるということでしたが……

欲張った息子は、天井もくまなく使用。全5面を願いごとで埋め尽くしました。
願い事の内容は、「おこづかいアップ」という子どもらしいものから、「お米の価格が下がりますように」など、社会を思いやるものまで。素直な思い、届くといいね👍
さて息子が選んだのはオレンジ色のランタンのはずだったのですが、光の強さが弱い傾向にあるLEDランタンは、明るいところでは点灯しているのが分かりづらいのが特徴。真っ白にしか見えませんが、実はもうこの状態で点灯しているんですよ。
ランタンというと「火」を燃料に使うイメージがありましたが、こちらは風船でもおなじみ、あの空気よりずっと軽い“ヘリウムガス”を利用して空に舞い上がるタイプ。

火を使わないので火傷や火災の心配もなく、子どもにも安心して持たせることができるんです。しかも、糸つきタイプだから、飛ばしたあとも手元に戻せるのが魅力。素敵~♡
場内の照明がふっと落ちた瞬間、待ち焦がれていたオレンジ色の灯りがふわりと姿と現しました!

息子も「わぁー、きれい」と思わず声をもらし、満面の笑みを浮かべます。手元の糸をゆるめると、ランタンはみるみるうちにのぼっていき、ドームの天井に触れそうな高さへ。
ふと辺りを見回すと、色とりどりのランタンがゆらめきながら波のように広がっていて、そこはまるで幻想の海。

とっても感動的な景色が広がっていました。

光と影が奏でる夢のような景色。息子はその世界に吸い込まれるように、ただ見惚れていました。
ひとつだけではただの灯りでも、いくつも並んだ色とりどりのランタンは、空気まで変える幻想的な景色になる。願いも、それに似ている気がして。小さな想いが集まっていけば、きっと奇跡も起こせるのかもしれない、そんな想いが巡った瞬間でした。
そして約15分ほどの打ち上げタイムが終わり、場内の照明がついた瞬間、ぱっと花が咲いたような息子の笑顔。

「楽しかったー!」が表情に全部詰まっていました。
まとめ
イベントが終わって、自宅で持ち帰ったランタンをニコニコ眺めていた息子。「今日の夏祭り、何がいちばん楽しかった?」と聞くと、「うーん、小島よしおのライブも楽しかったけれど……やっぱりランタン!」と即答。ちょっぴり高かったけれど「体験させてよかった〜!」と心の中でガッツポーズした瞬間でした。あの幻想的な景色が息子の心に残り、いつかふと思い出したときに、「あれ、一生の宝物だったなぁ」なんて思ってくれたら、それだけで親として最高にうれしいです。
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