冬になると街を華やかに彩るイルミネーション✨ 見ているだけでワクワクしますよね。
イルミネーションが冬に多い理由をご存じでしょうか。理由の1つは、冬は日没が早いこと。もともと夜に周囲が暗くなってから楽しめるイルミネーションなので、日没が早い冬なら17時ごろから真っ暗になり、ゆっくりと楽しむ時間があるからだそうです。
そして、もう1つの理由は、冬は1年のうちで一番空気が澄んでいるから。空気中の水蒸気やチリなどが少ないので、光がまっすぐ飛び、よりイルミネーションが美しく見えるのだとか。
そんなイルミネーションをお子さまと一緒に楽しむなら、埼玉県東所沢公園内で常設展示中の「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」はいかがでしょう?
起き上がりこぼしのように揺らすと、「音」と「光」を奏でるユニークなイルミ
通常のイルミネーションは見て楽しむだけですが、こちらは触って楽しめるのが魅力。卵型のオブジェは、揺らすと音色を響かせながら、その色特有の色に変わり、起き上がりこぼしのように自ら立ち上がるんです。
コロナ禍の感染対策ということで、受付時にビニール手袋を受け取って、それを着用して触るので安心です。
まずは「赤」をご覧ください♪
情熱的なきらめきですね💖 まるでルビーのよう✨
続いて「青」。
見つめていると、穏やかな気持ちになれます。サファイアのような美しさ♪
続いて「紫」。
神秘的な輝き。まるでアメジストですね!
続いて「緑」。
高貴な緑の輝きは、まさにエメラルド!
あちこちに展示された卵型オブジェがいろんな音や光を放ち、幻想的な世界が広がります。触ると色が変わるなんて、まさに「生命」を感じさせますね。
色が変わるのが楽しくて、ついオブジェを大きく揺さぶってしまう息子😅。スタッフから事前説明があるかと思いますが、オブジェに強い振動を与えると壊れてしまうそうなのでご注意くださいね。
ちなみに展示場の周りには壁などがなく、低い柵が設置されているだけ。なので公園に行けば、入場料を払わなくても外から見て楽しむことはできます。
とはいえ、子どもは一目見れば「入りたい!」「触ってみたい!!」ということ必至ですけどね。
ところで、なぜ「どんぐりの森」かというと、このあたり武蔵野樹林には昔からどんぐりの木がたくさんあったからだそう。縄文時代は、どんぐり類が人々の主要な食材であり、どんぐりの森はとても大切な存在だったそうです。そんなどんぐりの森を、デジタルアートでおなじみの“チーームラボ”が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変えたのが、こちらの「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」です。
どんぐりの森を楽しんだあとは、お隣「ところざわサクラタウン」のイルミネーションを楽しむのもおすすめです👍
「ところざわサクラタウン」とは、KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャー発信拠点。ミュージアム、イベント、ホテル、レストラン、書店、オフィス、神社というあらゆる文化をひとつにした施設です。
どんぐりの森を出てすぐ目の前にある階段を駆け上がってみると、目に飛び込んできた巨大な埴輪!
なぜ、ここに埴輪?と思って調べてみたら、こちらは「大魔神」といって、KADOKAWAの傘下企業となった大映の映画にかつて出てきた守護神のキャラクターだとか。
そして、すぐ隣りには鳥居を発見👀
帰宅後調べたところ、「武蔵野坐令和神社」の鳥居だそうです。奥に見えているのが、おそらく神殿です。こちらの鳥居の建築デザインは、あの隈研吾さんが担当されたのだとか。
チラッとした見なかったので確認できなかったのですが、こちらの鳥居はさまざまな色に変化し、人が通り抜けると、その変化の速度も変わるのだとか。残念、知っていれば通り抜けたのに!
ということで、ところざわサクラタウンに訪れる際は、ぜひくぐり抜けてみてください。
★★★基本DATA★★★
チームラボ どんぐりの森の呼応する生命
武蔵野樹林パーク(東所沢公園内)
【所在地】埼玉県所沢市東所沢和田3‐9
【時間】16:00~21:00
※最終入場 20:30
【休園日】第1、3、5火曜日
【入場料】
大人(月〜木)1,000円 (金~日・祝)1,200円
中高生(月〜木)700円 (金~日・祝)800円
小学生(月〜木)500円 (金~日・祝)600円
未就学児 無料
※WEB割引100円引き、市民割引200円引きあり、JAF割引あり
※市民割引について:所沢市内に在住の住民の方が適用対象になります。WEB上でご購入される場合は適用になりません。窓口にて現住所が分かる証明書の提示が必要になります。
【アクセス】
JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩9分
【駐車場】隣接の「ところざわサクラタウン」の有料駐車場を利用可
【トイレ】あり(東所沢公園にあり)
【食事】「ところざわサクラタウン」の飲食店を利用可
コメント