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収穫体験

芋掘りを大満喫するならここ! 極上サツマイモを掘れる【はやし園】(埼玉・入間郡)へ

子どもたちも大好き! サツマイモ堀りのシーズンがやってきました。サツマイモ堀りは、おいしく頂いてこそ、ようやく満喫したと言えますよね。そこで今回は、江戸時代から名品と称されるサツマイモ「富の川越いも」を掘れる【はやし園】をご紹介します。メディアでも度々取り上げているサツマイモ農園の人気の秘密とは…!?

江戸時代から愛されてきた「富の川越いも」を今に伝える【はやし園】

埼玉県川越市といえば、江戸時代より、高品質なサツマイモ「川越いも」の産地として全国に知られた場所。そんな川越市に隣接する三芳町では、29軒の「三芳町川越いも振興会」の会員農家が、昔ながらの伝統農法を守りながら川越いもを育てています。それが「富(とめ)の川越いも」🍠です。

武蔵野台地に位置する川越市周辺は、火山灰に厚く覆われて作物が育ちにくにくい場所でした。そのため江戸時代に生まれたのが、木々をたくさん植えて平地林(ヤマ)として育て、その落ち葉を掃き集めて堆肥にして畑に入れ、土壌を改良する「落ち葉堆肥農法」。この伝統農法を受け継いで育てているサツマイモを「富の川越いも」と呼びます。平地林から集めた落ち葉を2年近く発酵させてから畑にすき込み、手間愛情をかけて育まれるサツマイモは、滋味豊かで、江戸時代から名品と称されています。

今回ご紹介するのは、そんな富の川越いもの生産農家でもあり、普及活動を行うために芋掘り体験を実施している【はやし園】です。

専門の芋掘り観光農園とは異なり、青果専用(加工品ではなくそのまま食べてもらうための作物)として育てた品質の高いサツマイモを、芋堀り体験で提供しているのが特徴。サツマイモのおいしさにも定評があり、日本テレビの「満点☆青空レストラン」「ZIP」、NHK総合の「あさイチ」をはじめ、数々のメディアでも紹介されている人気の農園です。

芋掘り体験の料金は、1株500円~。予約不要で、飛び込みで体験できるのも嬉しいポイントです。

富の川越いもとは、地域ブランド(登録商標)のことで、特定品種のサツマイモではありません。【はやし園】では、サツマイモの女王と言われる「紅紅(べにあか)」、定番の「紅あずま」、甘味の強い「紅はるか」「シルクスイート」ほか、さまざまな品種を栽培しています。

★★★基本DATA★★★
はやし園


【所在地】埼玉県入間郡三芳町上富1003
【TEL】049-259-2228
【開園期間】毎年9月中旬~10月下旬 ※サツマイモがなくなり次第終了
【営業時間】10:00~16 :00(30分ごとのご案内)
 ※雨天の場合は芋掘りはできません。
【定休日】月曜日
【料金】サツマイモ 1株500円~
【アクセス】東武東上線「鶴瀬駅」から車で約7~8分
【駐車場】あり(無料)
【トイレ】あり
【食事】サツマイモを使ったソフトクリームの販売あり。同園が経営する農園レストラン「Garden Pizzeria IZAEMON」あり



本当においしいの? いざ「富の川越いも」を掘りに行ってみた!

以前近所の農園で、家族3人でサツマイモ掘りをしたときのこと。頑張って掘ったサツマイモ🍠が、あまりにも残念な見た目と味でガッカリしたことがあります😢 息子はあまり気に留めずに楽しんでいたようですが、「どうせ掘るならおいしいサツマイモが掘りたい!」「息子にも味の違いがわかるようになってほしい…」という想いから、我が家では芋掘り体験は“農園選び”からこだわるようになりました。

そんななか見つけたのが、おいしいサツマイモが掘れると評判【はやし園】です。あのグルメ番組「満点☆青空レストラン」でも紹介されているのだから、きっと味も間違いないはず! そんな確信を持って農園へ向かいました。

当日の持ち物は、軍手(もしくはビニール手袋)と汚れてもいい運動靴(または長靴)、収穫したサツマイモを入れる袋の3点です。子どもの場合は、サツマイモを掘っている最中に跳ねた土が長靴に入ってしまいがち。長靴の上に大人用の靴下をはいたり、ビニール袋をはいて足首をひもで結んだりして、土が進入するのを防ぎましょう。

こちらが【はやし園】をはじめ、富の川越いもの生産農家が軒を連ねる「いも街道」。

芋掘りシーズンになると、いも街道にはのぼり旗がいっせいにはためきます。各農家で富の川越いもを直接購入できたり、カフェで採れたてサツマイモを使った絶品メニューがいただけたりします。サツマイモ好きには、たまらない通りですね😋

日曜の10時すぎに到着したのですが、【はやし園】のメイン駐車場は満車。我が家は裏手の駐車場に案内されました。受付に向かうと、7~8家族ぐらいが並んでいました。

予約なしで体験できるのはありがたく思う一方で、「ねぇ、いつ芋堀りできるの?」という息子からの質問に戸惑う母💦 

10分ほど待つと受付の順番が回ってきました。1株にいったいいくつついているか分からないし、たくさん掘っても食べきれないので、とりあえず3株申し込みました。30分ごとの案内となるようで、我が家は11時~でした。

待ち時間に受付隣りで販売されている自家製お芋のソフトクリームを食べたいと思ったのですが、そこにも長蛇の列ができていたので断念😢 次回来たときかな~

そして20分ほど待ったころに招集がかかり、いよいよ畑に向けて出発。道中にはローズガーデンがあり、秋のバラが楽しめます。

左手にチラッと見えているのが、農園が経営するレストラン「Garden Pizzeria IZAEMON」。窯焼きピザ新鮮な三芳野菜をふんだんに使ったメニューが楽しめるのだとか。

スタッフに案内されながら奥に進むと…

そこには、想像をはるかに超える広大な畑が広がっていました! 空と大地がつながっているようなこの光景が素敵ですよね👏

さらに少し進むと、サツマイモ畑に到着~!

いよいよお待ちかねの芋掘りタイムです🎵 息子は持参した軍手をつけ、足元は汚れてもいい靴をはいてきたたのでスタンバイOK👍 私も首にタオルを巻くなどスタンバイをしていたら、この日に採れるサツマイモの品種を聞き逃してしまいました💦 

葉っぱのスッキリと刈り取られたサツマイモの前に一列に並び、目の前の株を掘り起こすシステムです。

葉っぱが生い茂っていると、どこを掘ればいいのかわかりづらいですが、これは一目瞭然。息子も迷いなく掘り始めます🎵 

スコップを使わずに掘るので意外に重労働ですが、子どもがサツマイモを傷つける心配がないのが嬉しいところです👍

掘り進めると、サツマイモが顔を出しました。

おーーーっ、さっそく大物の予感✨

どうやら、1株に2本ついているようです。

私も手伝いますが、大きいのでなかかな先っぽが見えてきません💦

パパは撮影担当。私と息子の2人で黙々と掘り進めていると、ようやく半分ぐらいが見えてきました! 

そして、ひたすら掘り続けること数分…

極太のサツマイモの2兄弟でした~。想像以上の大きさに喜びを隠せない息子。

続いて、2株目の掘り起こしスタート!

今度はどんなお芋が出てくるんだろうね~。おっきいかな~? 芋掘りには宝探しのようなワクワク感があり、それが子どもたちを虜にするのでしょうね!



途中からパパも参戦し、2株目も無事掘り起こし終了!

極太、中太、細の個性的な3兄弟でした。

いよいよ3株目の掘り起こしに入ります。

普段はちょっと靴に砂が入ったぐらいで「勝手が悪い!」とプチ騒ぎする息子ですが、今日は土がついてもへっちゃらの様子。真剣に掘り進めます。

3株目は、極太2兄弟でした。

帰宅して収穫したサツマイモを洗ってみると、皮が鮮やかでなめらか。改めてみると、形も店頭で見かけるものと変わずキレイです。さすが「青果専用」は違うな~と感心!

これは味も期待できそう!? さっそくレンチンだけで手軽に完成するふかし芋で実食したところ、ホクホク系で上品な甘さが絶品でした。後日天ぷら炒め物味噌汁などにも活用。息子がおいしそうに頬張る姿を見て、やっぱり芋掘りを満喫するなら“農園選び”が肝心だよな~と実感した瞬間でした。

まとめ

土に触れ、収穫の喜びを味わうサツマイモ堀り。味わう楽しさまでしっかり満喫したいという方は、極上サツマイモ「富の川越いも」が掘れる【はやし園】に出かけてみてはいかが?

今回収穫したサツマイモは我が家では食べきれない量だったので、息子のお友だち家族におすそ分けしたところ「おいしかった~! どこで掘ったの?」と聞かれました。色よし・形よし・味よしの3拍子なので、おすそわけにも喜ばれることが間違いなしです👍



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