息子とのお出かけ先を探していたときに【内沼きのこ園】のHPに辿り着き、そこで春に旬を迎えるシイタケ「春子(はるこ)」の存在を知った筆者。しかも、その春子が大発生しているとの情報。これは採るのが楽しいに違いないと思い、小4息子を連れて行ってみました!
我が家が訪れたのは、東京都青梅市の豊かな自然に囲まれた【内沼きのこ園】です。

普段スーパーなどで見かけるシイタケといえば、建物内できのこが発生しやすい温度・湿度に管理しながら育てる「菌床栽培」によるもの。室内で育てるから、1年を通して収穫が可能です。それに対し、森の木を伐り倒して“原木”とし、そこにシイタケの菌を打ちつける栽培法が「原木栽培」。この原木栽培にこだわってシイタケを育てているのが【内沼きのこ園】なんです。
【内沼きのこ園】でのシイタケのもぎり取は、事前予約制。公式HPには「なるべく前日までに予約してください」と書かれてあったのですが、ダメ元で当日に問い合わせてみたところ、空きがあったので予約することができました。
入園料は、大人200円、子ども100円。収穫したきのこは、100g当たり350円(税込)での量り売りとなっています。採ったシイタケを炭火焼き(別料金)で食べたい方は、そのご予約も忘れずに。
さて、おいしいシイタケってどうやって見分けるのか気になりますよね。大丈夫です! 農園の方が事前にしっかりレクチャーしてくれます。

保存方法で驚いたのは、シイタケは冷凍しても味が落ちるどころか旨みや香りがアップすること。それなら多少採りすぎてしまっても安心です!
いざ、シイタケ狩りスタート!

おーーー、たくさん生えています。しかも、スーパーで見かけるしいたけよりかなり大きいし肉厚です。
「ね、見てみて。これ、めっちゃでっかいよ」と息子も採ったシイタケをうれしそうに見せてくれました。

わぁー、このジャンボサイズはシイタケステーキにもってこいかも。

シイタケって見た目は地味ですが、なんでもぎとるのはこんなに楽しいんでしょうね~!
ついつい調子に乗ってしまった我が家3人。なんと採ったキノコは、量ってもらうと1649gもありました~!

家族3人分の入園料、シイタケ代、炭火焼き台で6千円ちょっとかかって想定外のお会計にビックリはしましたが、なかなかできない体験ですからね。
お会計でビックリしないためには、農園内に用意された量りでときどき重さをチェックするのがおすすめです☺
採ったシイタケは、炭火焼きコーナーで好きなだけ焼いて食べられます。

醤油や塩が用意されているので、味つけして食べられます。こちらの炭火焼きコーナーは食べ物の持ち込みは禁止ですが、カフェで注文したメニューをいただくことができますよ。
焼き上がったシイタケのお味はというと……

肉厚プリプリの食感で、とってもジューシー。噛むたびにジュワ―とあふれ出す旨みがたまりません。森の中で食べるからこそ、また自分の手で採ったシイタケだからこそ、格別なおいしさを感じました。
実は以前【小松沢レジャー農園】で原木栽培のシイタケを食べたことがあって、原木栽培のシイタケのおいしさに魅せられた我が家。スーパーなどではほぼ見かけることがないんですよね。今回、久々に原木栽培のシイタケが食べられて大満足の体験でした。
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