前回に引き続き、東京・東京近郊の川遊びおすすめスポットをご紹介します。
今回は「子どもが遊びやすい浅瀬がメイン」の川遊びスポットをピックアップしてお届けします!
【1】北浅川/夕やけ小やけふれあいの里(東京・八王子市)
2021年8月撮影(以下同)
東京都八王子市を流れる北浅川沿いにある自然体験型レクリエーション施設「夕やけ小やけふれあいの里」は、自然体験も川遊びも同時に楽しめるスポット。そう、どこかで聞いたような名前と思った方も多いはず。「夕焼け小焼けで日がが暮れて~♪」のあの童謡の舞台となった場所が、まさにここなのです。
もともとこちらの北浅川は、ある程度深さのある川だったようですが、台風によって土が運ばれて浅めの川となったそうです。そのおかげで、子どもの川遊びにぴったりです。
川の水は、透明度バツグン! 水もめちゃくちゃ冷たいです。木陰もいっぱいあって、ガッツリ水につからない親も涼しく、山に来た甲斐があるなぁ~と思える素敵な川です。
川に入ると、浮き輪にお尻を入れて流れを楽しむ子たちを発見! 楽しそう~ということで、この日浮き輪を忘れてしまったわが家は、受付まで戻ってレンタル。
さっそく「浮き輪の川流れ」を楽しみました👍
私が上流で息子を押し、下流でパパが待ち受けるスタイルなら、親も移動が少なく疲れません。流れもそれほど早くないので、浮き輪で川流れを楽しむ息子に追いつきやすいのが良かったです。
わが家が訪れた日は、「川遊びエリア」と「釣りエリア」がわけられていました。「8月31日まで」と書かれてあったので、川遊びは夏休み限定だと思っていたら、実は1年中OKだとか。エリア分けがされているのは、夏休み期間だけ。つまり、夏休みが終わると水遊びのエリアが広がるというわけです。
ちなみに、ここが「釣りエリア」との境界線あたり。
ちょっと流れが急になるので、川遊びエリアが広がったときは見守りを強化する必要がありそうですね。
とっても素敵な川なのですが、階段を降りるとすぐに川が流れていて、レジャーシートを広げる河原スペースがないことが難点でした。コロナ禍の今、ソーシャルディスタンスにも気を遣いますよね。早めの場所取りをおすすめします。
お腹が空いたら、すぐそばの食事処のお蕎麦がおすすめです。河原ではお弁当を広げるスペースがあまりないので、持っていくならおにぎりやサンドイッチなどのサッとつまめるものが便利です。
こちらで川遊びをするためには「夕やけ小やけふれあいの里」の入場料が必要ですが、入ってすぐに動物のえさやり体験ができたり、ちょっとした遊具で遊べたりするので、息子も大満足。夏休み期間は、施設内で「マスのつかみどり」などのイベントも開催しているようなので、ぜひ行ってみたいと思います。
★★★基本DATA★★★
夕やけ小やけふれあいの里
【所在地】東京都八王子市上恩方町2030
【TEL】042-978-8560
【営業時間】
3月~10月 9:00~16:30
11月~2月 9:00~16:00
※以下の日は、9:00~18:00までとなります。
(1)4月29日から5月5日まで
(2)7月・8月の土曜、日曜及び祝日
(3)8月13日から8月15日まで
※イベント開催時は変更になることがあります。
【料金(施設入場料)】
大人 200円
65歳以上 100円
中学生以下 100円(土曜日は無料)
4歳未満 無料
【アクセス】
[電車の場合]京王「高尾駅」・JR「高尾駅」北口から、西東京バス「陣馬高原下行き」で約30分「夕焼小焼」下車
[車の場合]圏央道八王子西ICから川原宿交差点を経て、陣馬街道を約10分
【駐車場】あり(有料)
【シャワー・更衣室】なし
【トイレ】あり
【2】柳瀬川/清瀬金山緑地公園(東京・清瀬市)
東京と埼玉県との県境に位置する清瀬市を代表する川といえば「柳瀬川」。そんな柳瀬川がすぐ横を流れる「清瀬金山緑地公園」は、子どもの川遊びにおすすめのスポットです。
2019年8月撮影(以下同)
水は驚くほどキレイとまではいきませんが、まあまあキレイ。川幅も河原もゆったりしているので、子連れファミリーで楽しむのにぴったりです。
公園内ではバーベキューはできませんが、柳瀬川の河川敷でならOK。予約も不要で、無料なのが嬉しいです👍
水遊びをしたあとは、園内の池を鑑賞したり、虫とりをするのもおすすめです。
わが家も何度もリピするほどお気に入りの公園ですが、駐車場がすぐに満車になって、停めらないこともあるのが不便。コロナ禍になって閉鎖されていることもあったので、事前に駐車場の最新情報をリサーチして向かうことをおすすめします(コインパーキングなどもあまりない💦)。
また、季節はずれの川遊びには「ヌカ蚊」にご用心。9月の30度超えの日に柳瀬川で川遊びをしたら、家族3人ヌカ蚊に刺され、1か月以上ひどいかゆみに悩まされました💦 虫よけ対策を万全にして遊びに行ってくださいね。
★★★基本DATA★★★
清瀬金山緑地公園
【所在地】東京都清瀬市中里4丁目650
【TEL】042-497-2098(清瀬市役所公園係)
【料金】入場無料
【アクセス】
西武池袋線「清瀬駅」北口より西武バス、台田団地行き(中里経由及び清瀬市役所経由)下田バス停(所要時間:約15分)下車、徒歩5分
【駐車場】28台分あり(有料)
【シャワー・更衣室】なし
【トイレ】あり
【3】浅川/万願寺歩道橋周辺(東京・日野市)
東京都の西部、八王子市と立川市の間に位置する日野市にある「万願寺歩道橋(愛称:浅川ふれあい橋)」の周辺は、親水広場となっていて水遊びやバーベキューが楽しめる人気スポット。とくに歩道橋の下は、真夏の直射日光を避けながら水遊びができるのでおすすめです。
こちらが歩道橋の下の浅川。直射日光が当たらないので、見守りの大人も日焼けを気にしないでいいのが嬉しいポイントです。ジリジリとした焼けるような暑さはありませんが、その反面、水にがっつり入るわけではないので、意外と熱中症に注意が必要かもしれません。ペットボトルで水道水を持参して、ときどきお子さま頭にかけてあげるとよいかもしれません。
階段になっているところでバーベキュー🍗を楽しむ人たちがいて、いい匂いが漂ってきます。こちらも、予約不要の無料でバーベキューが楽しめるようです👍
こちらの川には、大人の太ももあたりの水深の場所もありました。お子さまの身長に合わせて遊ぶ場所を選ぶとよさそうです。
★★★基本DATA★★★
万願寺歩道橋周辺(浅川河川敷)
【所在地】東京都日野市万願寺5-3
【料金】入場無料
【アクセス】
[電車の場合]京王線「高幡不動駅」から徒歩約10分、または多摩モノレール「万願寺駅」から徒歩約15分
[車の場合]中央道「国立府中」出口より約10分
【駐車場】なし(近隣にコインパーキングあり)
【シャワー・更衣室】なし
【トイレ】なし(近隣の公園のトイレを利用可)
【4】落合川いこいの水辺(東京・東久留米市)
2019年8月撮影(以下同)
東京都の北西に位置する東久留米市を流れる「落合川」。この地域には、多くの湧き水スポットがあり、“落合川と南沢湧水群”は、都内で唯一『平成の名水百選』(環境省選定)に選ばれているのだとか。
落合川は水深も浅く、流れもゆるやかなので、お子さまの川遊びデビューにもぴったり✨ 湧き水が至るところから出ているので、川の水はとってもキレイです。
魚はもちろん、ザリガニやエビ、貝、ドジョウなどを多彩な水辺の生き物とも出会えるのも魅力です。
川沿いの芝生にレジャーシートを広げてお弁当を食べれば、ちょっとしたピクニック気分も満喫。ただし、日陰があまりないので、見守りの大人は熱中対策を万全にしていってくださいね。トイレが近場にないので、事前に済ませてから向かいましょう。
★★★基本DATA★★★
落合川いこいの水辺
【所在地】東京都東久留米市南沢1-15
【料金】入場無料
【アクセス】西武池袋線「東久留米駅」から徒歩約15分
【駐車場】なし
【シャワー・更衣室】なし
【トイレ】なし
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