


澄んだ空気に、カラッと心地よい風が吹き抜ける季節。外遊びが気持ちいい「秋」がやってきました! 自然の中でたっぷり遊びたい――そんな気分にぴったりの場所を求めて、先日の3連休、家族3人で【秩父ミューズパーク】へ。東京ドーム約59個分という広大な敷地には、親子で夢中になれる“遊びのフルコース”がぎゅっと詰まっていました。
自然とふれあえる絶景ロケーション【秩父ミューズパーク】
【秩父ミューズパーク】は、総面積約375ヘクタール(東京ドーム約59個分)という圧倒的な広さを誇る県営・市営の広域公園。標高約400mの高台に位置し、秩父市街地を一望できる絶景スポットとしても知られています。

四季のうつろいを感じながら、音楽堂や野外ステージでちょっと特別なひとときを楽しんだり、トランポリンやカート、バギー、アスレチックで元気いっぱい遊んだり、親子でのびのび過ごせる、自然と遊びがギュッと詰まった秩父の人気スポットです。
入園は無料で、一部の遊具や施設は有料となっています。
秩父ミューズパーク 基本DATA ■所在地:埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518 ■開園時間:公園自体は基本的に常時開放。ただし各施設には営業時間と定休日があります。 ■入園料:無料 ※一部の施設や遊具は、有料での利用となります。 ■アクセス: [車] ◎関越自動車道「花園IC」から 国道140号を秩父方面へ約34Km ◎川越・飯能方面から 飯能から国道299号を秩父方面へ約40Km ◎雁坂トンネル方面から 雁坂トンネルから国道140号を秩父方面約33km ◎十国峠方面(国道299号)から 神流町中里合同庁舎から国道299号秩父方面へ約40km [電車+バス] 秩父鉄道秩父駅または西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」を下車し、秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」乗車(乗車時間約20分) ■駐車場:あり ■トイレ:あり ■食事:あり |
走って、漕いで、跳ねて! 大自然の中に“遊びのフルコース”が待っている
「まずはおもしろ自転車に乗ろう!」と、【秩父ミューズパーク】の南口を目指して車を走らせていた我が家。ところが途中、車窓から本格的なカートコースが見えた瞬間、息子の目がキラリ✨「あれに先に乗りたい!」と興味は一気に「F1リゾート秩父」へ。予定を急きょ変更して、まずはカート体験からスタートすることになりました。

小学4年生&身長125cmという条件をクリアしていたので、「今日は本格カートに乗れるね!」と楽しみにしていたのですが、残念ながらこの日は子ども用カートが故障中。ということで、パパが運転する2人乗りカートに息子が助手席で乗ることに。
料金は7分間の走行で2,300円。JAF会員割引が使えて、今回は2,000円で体験できることになりました。

いよいよコースへ出発した2人! 最高速度は時速30kmと聞いていたものの、いざ走り出すと予想以上の迫力にビックリ。風を切って進むスピード感に、親子ともにちょっぴり緊張した表情。

走り終えて「どうだった?」と聞いてみると、息子のひとことは「振動がすごかった!」。スピードだけじゃなく、体に伝わるガタガタ感も印象的だったようです。
むしろ、ちょっぴりビビりな息子には2人乗りでちょうどよかったかもしれません。隣にパパがいてくれたことで、安心して風を切る体験ができたようです。
カート体験のあとは、南口すぐそばの「サイクルランド」へ移動。ユニークな形のおもしろ自転車を親子で楽しみました。

料金は、30分乗り放題で300円です。



我が家がこれまで訪れた“おもしろ自転車スポット”と比べると、自転車の種類はそれほど多くありませんでしたが、目の前に広がる山並みの美しさは格別。眺めの良さと、大自然の中でのびのび遊べた心地よさが、何よりの魅力でした。
続いてはレンタサイクルを借りて、園内をのんびりサイクリング。

自然の風を感じながら、広々とした遊歩道を親子で走る時間はとても心地ちいい!
途中、美しい山並みが広がる絶景スポットに立ち寄ると、息子が「こうやって撮ったら面白いかも!」と、トリックアート風の写真を提案。

まるで山を持ち上げているかのような、ユニークなトリック写真が撮れました。
お昼ごはんは、秩父産メープルシロップが味わえるカフェ「メープルベース(MAPLE BASE)」へ。

テラス席で心地よい風を感じながら、ふわりと広がるメープルの甘い香りに包まれて、思わず笑みがこぼれるひととき。ふわふわのパンケーキは、香りも味も絶品でした。
園内をぐるっとサイクリングしたら、次は「ソト遊びの森」のトランポリンで思いっきりジャンプ。

料金は、15分500円です。丸いトランポリンがいくつか並んでいて、見た目はシンプル。でも、目の前に広がる絶景の中でピョンピョン跳ねると、なんだか特別な気分になるよう。ちょっとした非日常を楽しめる、気持ちいい時間です。
今回は、予算や年齢制限の関係で我が家は見送りましたが、「ソト遊びの森」には、アップダウンのあるコースを駆け抜けるバギー体験や、本格的なシューティングゲームなどのアクティビティもありますよ。
まとめ

トランポリンでたっぷり跳ねたあと、自転車を返しに行く道すがら、パパとちょこっとキャッチボール。全力で遊びきった息子は、帰り道の自転車をいつになくスローペース。いつもなら「先に行っちゃうよー!」とグイグイこぐのに、この日はさすがに電池切れでした。
そんな体力おばけも大満足だったのが【秩父ミューズパーク】。元気っ子の“遊びたい!”をまるごと受け止めてくれる、外遊びにぴったりのスポットです。