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工場見学車スポット

バスで回るなんて楽しさ想定外!【日産自動車 追浜工場】(神奈川・横須賀市)に親子で行ってみた

息子の小学校が春休みに入る1か月ほど前。春休み中なら平日開催の工場見学にも行けるよな~と思い、ネットでリサーチしていました。すると、クルマ好きの7歳息子が飛び跳ねて喜びそうな日産自動車の工場見学を発見👀 手が届きそうな至近距離でクルマの製造工程を見られるのだとか。我が家からは電車やバスを乗り継いで2時間半近くかかる追浜(おっぱま)工場だけど、「もう、こんな機会めったにないでしょ!」ってことで、親子2人で行ってきました!



子ども向けの内容になった【日産自動車 追浜工場】キッズツアー

東京湾に面した神奈川県横須賀市の地で、1961年に操業を開始した歴史ある追浜工場。研究開発機能なども備え、日産のマザー工場(中核的工場)になっています。そんな同工場では、100%電気で走る日産リーフやe-power搭載のノートなど、動力源が違うクルマを1つのラインで生産する工程を間近でご見れるのが魅力。工場見学の予約は公式ホームページからでき、見学希望日の3か月前同日朝8時から申し込みできます。

まわりのお友だちに比べるとクルマ🚗にちょっぴり詳しい息子ですが、さすがに専門用語がじゃんじゃん飛び交う工場見学だと、つまらないだろうなと思っていました。が、なんと春休み中は子ども向けの内容になった「キッズツアー」も開催されるとのこと。おそらく小学校などが長期お休みに入る期間に開催されているのでしょうね。

私が調べたときは、キッズツアーの空きがあるのは朝一番の枠のみ。自宅を出発するのが朝6時台になりそうで厳しいな~と思いましたが、またとない機会なので予約を入れることにしました。



最寄りの「追浜駅」から工場までのアクセス方法と集合場所

ゲストホールに鎮座するフェアレディZ! 見るだけなのが残念

見学当日の集合時間は、なんと9時20分。かなり余裕を持って朝の6時半には自宅を出発したのですが、想像以上にバス🚌の待ち時間が長かったので結局10分ほど遅刻💦 時間には、大げさなぐらい余裕を持って向かうことをおすすめします👍

ちなみに追浜工場は、京浜急行線の「追浜駅」から徒歩約20分のところにあります。普段なら歩いている距離なので、歩けばよかった~と後悔しました☺

また工場見学の集合場所は、「ゲストホール館」になります。バスを降りたら、ゲストホール館に近い正門に向かうことも大切です。事前にホームページをしっかり確認しなかった私は、別の門に辿りついて、そこでも時間をロスしてしまいました。追浜駅から正門までの道順は、きちんと公式ホームページに掲載されてるので、事前に確認しておきましょう。

クルマで来場する方は、駐車場も利用できます。予約の際に申請する項目があるので、忘れずにチェックを入れてくださいね。



いざキッズツアーへ! 広大な敷地内をバスで見学し、まるで遠足気分🎵

正門から入ると、左手にあるのが集合場所のゲストホール館です。ゲストホールに着いたら、受付を済ませましょう。撮影できるのは、こちらのゲストホール館内のみ。集合時刻より前に着いたら、ゆったり展示物を観覧したり、写真を撮ったりできるのを知っていたのですが、遅刻した我が家は到着後すぐにツアーに合流することになりました😢 

しわくちゃになってしまいましたが、こちらは受付でもらったゲストホール館内マップ。ほかの参加者の方は、奥にある大ホールで日産と追浜工場についてのVTRを観覧中でした。

マップの裏には、本日のスケジュールが書かれています。全体で1時間40分の見学会ってすごいですよね。

VTRを観覧し終わると「ノート」「リーフ」「オーラ」の3チームに分かれ、それぞれのコースに進みます。

オーラチームの我が家は、バスに乗って見学ツアーに出発。東京ドーム約36個分の広大な敷地には、クルマを生産している工場だけでなく、研究開発拠点、実験部門や試乗コース、さらには海に面した立地を生かし、国内や海外向けにクルマを出荷する日産専用の埠頭もあります。その埠頭に向かうツアーです。

道中は、ナビゲーターの方がクイズも出してくれたりするので、まるで小学生のときの遠足気分。普段はこういったところでは恥ずかしがる息子が、積極的に手を挙げているのが印象的でした。

日産専用の埠頭には、日産車がズラリと並んでいて圧巻! ナンバープレートのついていないクルマは公道を走れないため、港には日産専用の鉄橋まであるとのことで、ビックリの連続でした👀

バスでゲストホールに戻ると、ホール内の展示物をもとにクルマの製造工程についての説明があります。

ステップ1の工程は「プレス」。鉄の板をプレスして、サイドパネルや屋根を作ります。その厚みはわずか0.7mm1円玉の半分だそうです。でもしっかりプレスするから、丈夫になるのだそうです👍

続くステップ2の工程は、「車体組み立て」。500のロボットが、1200度の熱い熱でパネルをつなぎあわせて組み立てます。つなぎ合わせる箇所は、なんと3,000か所! すごい数ですよね~

ステップ3の工程は、「塗装」です。なんと塗装は、4段階もあります。まずは錆止め塗装中塗り塗装を行います。こちらの塗料は、グレーです。続いて、お客さまが選んだ色を塗り、仕上げにクリア塗装を行います。4色塗っても、なんと厚みは0.1㎜! 新聞紙と同じというから、すごい技術ですよね👏

ステップ4の工程は、「組み立て」です。ボディに部品を取り付けていきます。

ちなみにこちらが「ボディ」。これに部品を取り付け、道を走れるようになってはじめて「クルマ」と呼べるそうです。

クルマの製造工程を学んだところで、いざ生産ラインのある工場の中に潜入です。

写真がないので詳しくお伝えできないのがとても残念なのですが、工場内にはラインに乗ってクルマのパーツがどんどん流れ、テレビなどもよく見るあの光景が広がっていました! ドアパーツを運ぶ無人車があちこちを走っていて、ちょっと近未来な雰囲気です。

見学のメインは、先ほどご紹介したステップ4の組み立て工程。ラインにのって運ばれてきたボディに、各エキスパートたちがさまざまな部品を取り付けていきます。ホームページにも書いてある通り、本当に手を伸ばせば届きそうなぐらい至近距離で見学できます✨

大きなパーツ(スピードメーターなどが一体化した部分)などは、黄色いアームの機械を使って取り付けていきます。

おもしろいのは、1つのラインにノートやリーフのボディが混じって流れてくること。でも各エキスパートたちは、数字やアルファベットで書かれた仕様書を素早く読み取り、間違うことなく素早く取り付けていくんです。すごいですよね👏

最後の検査工程は、迫力満点! なんとエキスパートの方がタイヤがカパッとハマるところにクルマを停め、時速100キロのスピードを出して検査するんです。アクセス全開のブォーンという音が工場内に響き渡ります。前に進むことはないんでしょけど、ちょっとハラハラ。息子もいちばん食いついていたスポットでした👀

生産ラインを約45分間ずっと歩き続けるのでちょっと疲れますが、とにかく見応え抜群です👍

工場見学が終わると、来場記念として1人1つ組み立て式ミニーカープレゼント🎁がもらえました。これには息子も大喜び! もちろん、大人ももらえます。

帰りは追浜駅近くまでのバスで送迎していただけるとのことで、その時間ギリギリまでゲストホールを満喫! 送迎バスを利用せずに自分で帰られる方は、ゆっくり観ることができます。

帰りの電車の中で来場記念のミニカーを取り出し、窓際に置いて遊んでいた息子。「ねぇ、ママこれ走ってるように見えるよ」と言うので、動画に撮ってみたら…本当でした👏 トリックアート的ですよね👀

まとめ

帰りの送迎バスに乗り込んだ瞬間、「またここ来たい! この見学って、本当に無料だったの?」と息子。どれだけ楽しかったのか、その一言に集約されていますよね。クルマ好きの息子を喜ばせるためにいろんなスポットに連れて出かけましたが、追浜工場は間違いなく彼にとってのナンバーワンだと思います。

クルマ好きのお子さんはもちろん、大人も終始ワクワクの追浜工場見学。ぜひみなさんも一度出かけてみてください。



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