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施設見学雨の日

小さな世界はまるで現実? 没入型体験ミュージアム【スモールワールズ】(東京・有明)に、親子で遊びに行ってみた!

ドラえもん好きの小学生息子がある日つぶやいたのが、「僕、スモールライトで小さくなってトミカに乗ってみたい!」という一言。何か叶えてあげる術はないかな~と思っていたときに、ふとテレビで見かけたのが、ミニチュアのテーマパーク【スモールワールズ】です。まるで小さな世界に入り込んだような体験ができるとのことで、息子の“スモールライトの夢”も半分叶いそうな予感!? さっそく親子3人で行ってみました。



アジア最大級の広さ! 屋内型ミニチュア・ミュージアム【スモールワールズ】

ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩3分。物流倉庫をリノベーションして生まれた【スモールワールズ】は、総面積7,000㎡を誇る、アジア最大級の屋内型ミニチュア・ミュージアムです。7,000㎡と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、サッカーコートとほぼ同じぐらいと考えれば、その広さがイメージしやすいでしょう。

トンネルを抜けると、そこに待ち受けるのは1/80 スケールの小さな世界。人や乗り物が行き交う街が広がっています。

コンセプトは、自分で発見する喜びと、シェアしたくなる楽しさが体験できる「見つけに行くミュージアム」。館内を歩けば「見つけた!」がいっぱいで、親子で楽しめるスポットです。我が家が訪れた2022年は6エリアで構成されていましたが、2023年の現在は新たに2つが加わって、計8エリアで構成されているようです。

日本ならではの精巧な技術と、先端テクノロジーが融合した“動くミニチュア”が散りばめられいるのが大きな魅力。私的利用であれば、写真も動画も自由に撮影OKなので楽しみ方がいっぱいです。また3Dフィギュア作成プログラムに申し込めば、自分そっくりのミニフィギュアを作って、【スモールワールズ】の住人になることもできます。

天候を気にすることなく楽しめる完全屋内施設。雨の日や酷暑の日など、外遊びができない日にぴったりのお出かけスポットです。

★★★基本DATA★★★
スモールワールズ


【所在地】東京都江東区有明1丁目3-33 有明物流センター
【営業時間】営業時間は不定期に変わるため、
公式ホームぺージの営業カレンダーよりご確認ください。
【休館日】不定休
【料金】
[入場パスポート]
大人(18歳以上)2,700円、中人(12~17歳)1,900円、
小人(4~11歳)1,500円、3歳以下 無料
※ローソンチケットサイトより前売り券をご購入いただくか、
当日来園時にミュージアムにて直接当日券をご購入ください。
※年間パスポートや住民権付きフィギュアプログラムなどの詳細は
公式ホームページよりご確認ください。
【アクセス】
・ゆりかもめ「有明テニスの森駅」 徒歩3分
・りんかい線「国際展示場駅」 徒歩9分
・都バス 東16/都05-2「有明テニスの森」 徒歩3分
・リムジンバス羽田空港線「有明ガーデン」 徒歩10分
・TOKYO BRT国際展示場方面「有明テニスの森」 徒歩3分
【駐車場】提携駐車場(ダイワロイネットホテル東京有明駐車場)あり
【トイレ】あり
【食事】館内にカフェあり



スモールワールズ|アジア最大級のミニチュアミュージアム

リアルに飛ぶロケットや飛行機に息子も釘付け! 押すと仕掛けが動くボタンにも夢中

【スモールワールズ】の入場パスポートは、窓口で当日購入することも可能ですが、我が家は到着してからの時間のロスをなくすために、事前にチケットサイトで購入して向かいました。もともとは物流倉庫だった建物なので外観が目立たず、少し迷ってしまいましたが、ようやく入り口に到着~!

我が家が訪れた2022年はこのように白ベースのエントランスでしたが、2023年のリニューアルで今は青ベースに変わっているようです。

受付を済ませて中に進むと、映像による演出が「小さな世界」へのワクワク感を誘います🎵

どんどん先に進もうとする息子を呼び戻し、まずは1階の入国準備室で実施している3D撮影体験へ向かうことにしました。3D撮影ができるのは、本来は3Dフィギュア作成プログラムに申し込んだ人のみなのですが、この日は先着100名が無料で3D撮影を体験できるとのこと。これは、もう体験しない手はないですよね。

大型3Dスキャナーに入り、好きなポーズをとってスタンバイ。撮影は、1人でも、家族一緒でも撮影はOKです。受け取ったデータを使って何かするときに個別のほうが楽しそうかなと考え、我が家は1人ずつ撮影することにしました。

撮影は1分ほどで終了。人生初の3D撮影体験! どのような仕上がりかワクワクでしたが、撮影データの受け取りまでは3時間ほどかかるとのことだったので、3階のメインフロアを見に行くことにしました。

エレベーターを降りると、目の前に広がっていたのが「宇宙センターエリア」です。こちらの宇宙空港は、日本を代表するクリエイターの河森正治氏が、実際にNASAで見たロケットの打ち上げ風景を、来場するお客さまにも体験してもらいたいという想いから企画されたエリア。1960年代のアポロ計画時代の宇宙と、未来の宇宙の世界が融合した、独自の宇宙空港なのだとか。

ロケットの発射台や空港内のさまざまな施設も、すごく精巧につくられていることに驚きます。しばらく見入っていると、カウントダウンが始まり、宇宙センターエリアの前にお客さんが続々と集まってきました。

なに? 何事?? お客さんが見ているほうに目をやると、ロケットが機体から白煙を出して今にも飛び立ちそうです。そして次の瞬間…



ゴォゴーと地響きを響かせながら、空へと飛び立ったのです! 1/80 スケールとはいえ、あまりにも臨場感たっぷりで、まるで本物のロケットが飛び立つシーンに自分が居合わせているような感覚なんです。いきなりこの没入感はすごい! 

【スモールワールズ】では15分ごとに昼夜が入れ替わるので、昼はミニチュアの精巧さを、夜は美しい夜景を楽しむことができます。

空港の敷地内には、昔い懐かしいアメ車がたくさん駐車しています。クルマ好きの息子は、もちろんここに釘付け!

親子でさっそくハマってしまった宇宙センターエリア。なかなか離れることができなったのですが、このペースではほかのエリアを見る時間がなくなるも…ということで、次のエリアに向かうことにしました。

続いて訪れたのは、「美少女戦士セーラームーンエリア」。物語の舞台となった街、麻布十番が1/80 スケールで再現されています。

東京の懐かしい街並みは、どこかノスタルジックな気分にさせてくれます。

そしてスモールワールズの醍醐味のひとつが、各エリアにいくつか設置されているこちらのボタン。押すと、仕掛けが動くんです。自分の手でミニチュアを動かせて息子もご満悦! 何度も押して楽しんでいました。

東京の街並みの奥に見えるのは、セーラームーンに登場する30世紀未来の都を再現した「クリスタル・トーキョー」(現:クリスタル・トーキョーエリア)。銀水晶の幻想的な光は、ずっと眺めていたくなる美しさでした。

続いて訪れたのは「世界の街エリア」。アジアとヨーロッパを舞台とした5つの国が再現されています。

昼と夜とでは街の印象もガラリとチェンジ。いろんな街並みを眺めていると、まるで海外旅行をしている気分に🎵

列車を動かせるボタンもあって、子どもたちに大人気! 

これは大人も楽しい~!

白い砂浜に、透き通った海。絶景ビーチを楽しむ観光客の気分になってみてはいかが? ちなみにビーチにたくさんいるのは、プリマハムの公式キャラクター「あらびき星人ソップリン」です。【スモールワールズ】の至るところにいるので、親子で“ソップリン探し”をするのも楽しいですよ。

休憩用のソファには、香薫のクッションが置いてありました☺ 

次に「関西国際空港エリア」に向かってみると、ラグジュアリーなラウンジを発見! 関西空港で実際に使用されているソファで、ビジネスクラスで旅行する気分が味わえるとのことです。なんて贅沢~。ラウンジからは、離発着する飛行機を眺めることもできます。こちらでちょっと寛いでいきたいところでしたが、いったん休憩してしまえば、息子の「お腹空いた~!」が始まりそうなので、急いで飛行機が間近に見えるところまで下りてみました。

滑走路もリアルに再現されています!

こちらの飛行場の最大の見どころは、飛行機がリアルに飛び立つこと! 飛行機の離陸・着陸がたくさん見れるんです👏 離発着のたびにエンジン音が響き渡り、臨場感もたっぷり!

10分ほどすると夕方になり、美しい夜景へ。まるで本物の空港を目の前にしているようでした。

地下へ進む暗い通路を抜けると、「エヴァンゲリオン格納庫エリア」に到着。こちらの見どころは、初号機、零号機、2号機の3体が次々と射出されていくところです。ミニチュアの世界をずっと見てきただけに、その大きさと迫力に親子でしばし呆然! 足元にいる作業員たちのフィギュアと比較すると、ずいぶんと大きいのが分かるかと思います。

「エヴァンゲリオン格納庫エリア」にお隣は、エヴァンゲリオンの舞台になっている「エヴァンゲリオン第3新東京市エリア」になっています。我が家はエヴァンゲリオンにあまり馴染みがないので知らなかったのですが、エリア内の各所にはエヴァンゲリオンの登場人物があちこちにいるそうです。ぜひ見つけてみてくださいね。

全6エリア(当時)を制覇するのに約3時間。想像をはるかに超える見応えたっぷりのミュージアムでした。

まとめ

館内を見て回りながら、終始食い入るようにミニチュアを眺めていた息子。きっと小さな世界に没入していたのでしょうね。私自身も「自分が今見ているこの小さな世界は現実では?」と何度思ったことでしょう。それほどに没入感がすごく、これまでに味わったことのない感覚でした。

子どもはもちろん、大人も一緒に没入体験できる【スモールワールズ】ぜひみなさんもお子さまと一緒にを訪れて、非日常体験を楽しんでください。

ちなみに3D撮影データは、360°ぐるりと回転する動画になっていました。

その動画をトミカの写真に貼りつけ! 「トミカに乗る」夢は叶いませんでしたが、「トミカサイズになる」夢だけは叶えることができました☺

3D撮影会、また復活してくれたら嬉しいです👍



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